発売日:2004年
本作は人間と妖怪がペアになって異変を解決するという異色の作品。ストーリーやシステムが緻密に作り込まれており、やり込み要素はシリーズの中でも随一。永夜抄は最高傑作であると語る人も多い。
難易度早見表
難易度は体感です。
☆☆☆☆★・・・簡単。因みに東方に簡単な作品はありません。
☆☆☆★★・・・ギリギリBGMを聴きながらプレイできるレベル。楽しい。
☆☆★★★・・・BGM?流れてたっけ?←ココ!
☆★★★★・・・イライライライラ(無言)
★★★★★・・・二度とやるかこんなゲーム(エンドレス)
物語のあらすじ
平和な夜だった。
何事も起きていなかった。少なくとも人間にはそう見えていたのだ。そんな人間のもとに妖怪が訪れる。
いつもなら妖怪退治は人間の役目だ。だがこんな『異変』が起きている
と言うのに、人間は一向に動こうとしないので痺れを切らした、と言う。
だが人間は、そのとき初めて『異変』に気が付いたのだ。妖怪退治が役目の人間は、
『この異変』を、夜が明ける前に解決出来るだろうか、と言った。だが妖怪は言う、
『こんな異変』は、夜を止めてでも今夜中に解決させる、と。妖怪は、月の欠片を求めて夜の幻想郷を翔け出した。
後を追うように人間も飛び出す。魔を感じ、幻を打ち破る人間。
魔を遣い、幻を無効化する妖怪。―― 二人は、夜を止める
上海アリス幻樂団HP 人妖弾幕幻夜 東方永夜抄 ~ Imperishable Night. より
今回の異変は、人間からしたら『満月が少し欠けている』異変でしたが、
月の光を糧とする妖怪からしたら、月が欠けているのは死活問題。
『あの不自然な月は絶対になんとかしなければならない』と妖怪側が痺れを切らし、呑気な人間を叩き起こして異変解決に向かいます。
そう、たとえ夜を止めてでも。
キャラ紹介
1面ボス:リグル・ナイトバグ
二つ名:闇に蠢く光の蟲
能力:蟲を操る程度の能力
リグル(Wriggle)は蟲で、ナイトバグ(Nightbug)は蛍という意味です。
今回の異変とはなんの関係もないただの蟲妖怪です。それどころじゃないからペイって跳ね除けましょう。
能力は蟲を操る能力なので、ムカデとかミミズなど、ビジュアルが気持ち悪い蟲から、蝶やホタルなどの一般的な虫までなんでも使役します。
東方のキャラの中でも地味な方ですが、なぜか超熱狂的なファンがいるキャラでもあり、人気投票でも一押し率は毎回好成績をキープしています。
ほんとどこの層に人気なんだ・・・。
東方原曲 永夜抄 1面テーマ 幻視の夜 ~ Ghostly Eyes
リグル・ナイトバグのテーマです。
いつもの東方炸裂な感じで。
表情豊かな子供の無邪気さと、夜と蟲のイメージをミックスさせた
イメージで創りました。蠢く小さな蟲40。
この曲に限らず、今回のMIDI版は完全におまけです。Wavがあったら
絶対にWavで聞いてください。Midiでは出せない幻想が含まれています。
(出典:東方永夜抄 Music Roomより)
この曲を聴いていると、子供の頃の夜道を思い出します。
子供の頃は夜に外を出歩くだけで、いけないことをしているような背徳感や冒険心でワクワクしてたなあって。あの時は蟲でもなんでも触れたなあって。
そんなワクワクを思い出させてくれる一面の曲に相応しい名曲です。
2面ボス:ミスティア・ローレライ
二つ名:夜雀の怪
能力:歌で人を狂わせる程度の能力
”夜雀”という主に四国に出没する妖怪です。彼女の歌を聴いてしまうと、鳥目(鳥のように夜になると目が見えにくくなる症状)になってしまい、その隙に人間を襲います。
ゲームの演出でも視界が著しく悪くなる弾幕があるので、2ボスにしては中々トリッキーな妖怪です。鳥だけに。
・・・彼女歌が好きなので、今は山彦の妖怪とバンド組んでるみたいですよ。
東方原曲 永夜抄 2面ボスミスティアテーマ もう歌しか聞こえない
ミスティア・ローレライのテーマです。
なんか2面ボスなのに強敵っぽい曲。
ミステリアスな部分と鳥っぽい部分と夜っぽい部分を……、ってよく
分からないテーマは置かないで、可愛い格好良さが出るように創った
もの。
この曲は、敵があんまり悪役っぽ過ぎないでまったり。
(東方永夜抄 Music Room)
夜のテーマが続きますね。怪しいメロディから始まるので、不気味な曲なのかな〜と身構えてみるけど案外そうでもなかったり。
夜に歌うとテンション上がりますもんね。やっぱりパンクは最高だぜ。
3面ボス:上白沢慧音(かみしらさわ けいね)
二つ名:知識と歴史の半獣
能力:歴史を食べる(隠す)程度の能力(人間時)
間と白沢(ハクタク)のハーフという半分妖怪の身でありながらも、常に人間側に立って行動しています。また、寺子屋で教鞭をとったりと、非常に面倒見が良い妖怪でもあります。
能力の「歴史を食べる」というのは、簡単にいえば「無かったことにする」能力のことです。
とはいっても、本当に事実が無かったことになるわけではなく、歴史上から消えるだけです。言い換えると「歴史を改ざんする能力」でもあります。
この能力の解釈は少し難しいので、ものすごいざっくり言うと、例えば東京タワーの歴史を無かったことにするとします。
私たちの視界から東京タワーは消えます。しかし、完全に無くなった訳ではないので「東京タワーはあった」という認識はあります。
しかし、視界に映らなくなった東京タワーは、段々とみんなの記憶から最初から無かったものとなり、いずれは東京タワーという存在がみんなの記憶から無くなり、最終的に歴史は改ざんされます。
しかし、この能力には欠点があり、『歴史書に頼るまでもなく、実体験として歴史を知る者』には効果がありません。つまり、東京タワーを実際に建設した人や、その時代を生きていた人たちのような「それと長く関わってきた人」には東京タワーは見えたままです。
難しいですね。私も書いてて良くわかりませんでした。
普通に優しい先生という認識でいいですよ。
東方原曲 永夜抄 3面ボス・上白沢 慧音のテーマ プレインエイジア
上白沢慧音のテーマです。
ミステリアスさと真剣さを強調しました。
イントロのピアノがかなり印象的でメロディアスな感じがして、結構
気に入ってます。
私にとってイーストエイジア、神国の文化は当然進行中です。決して
和製の音樂を癒しの材料なんかに貶めるものか。(東方永夜抄 Music Room)
私の好きな曲第五位くらいに入る曲です。
ガツーン!!と頭に残るメロディが印象的。イントロもそうですが、1:17~あたりのトランペットとピアノの兼ね合いが最高に好きです。
ごちゃごちゃしたメロディ好きなのです。
4面ボス:博麗霊夢(はくれい れいむ)
二つ名:楽園の素敵な巫女
能力:空を飛ぶ程度の能力
自機キャラで魔理沙か咲夜を選択した場合、4面ボスとして登場します。
何故かって?おいおい夜を止めたのは誰だい?そう、君だ!
異変を起こしたやつを問答無用でぶちのめすのが彼女の仕事。そりゃあ敵になっても仕方ありません。
高速で動き回ったり結界系の弾幕張ってきたりと厄介な相手ですが、きちんと引導を渡してやりましょう。
東方原曲 永夜抄 4面ボス博麗霊夢のテーマ 少女綺想曲 ~ Dream Battle
博麗霊夢のテーマです。
懐かしさをテーマに、って何故懐かしいかといえば、
数年前の曲のアレンジだからです。第4弾、
東方幻想郷の4面ボス(霊夢)の曲のアレンジバージョンです。
4面のパターンが幻想郷と酷似しているので
曲も同じにして一部の人だけに完全なデ・ジャヴ感を与えようと(ぉ
今回のゲームの裏テーマは「幻想と言う名の古き記憶」です。
(出典:東方永夜抄 MusicRoomより)
旧作の曲のアレンジみたいです。YouTubeにあるから聴いてみて下さい。
それにしても旧作をリアルタイムでプレイしていた人ってどれくらいいるんですかね?
今、買おうとすると再販などはしていないため、必然的にオークションや中古で買うことになります。
一作品数十万円くらいするらしいですよ。恐ろしや。
4面ボス:霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)
二つ名:普通の魔法使い
能力:魔法を使う程度の能力
自機キャラで霊夢か妖夢を選択した場合、4面のボスキャラとして登場します。
彼女の弾幕は派手なものが多く、星(金平糖)を使った弾幕が多いです。
また、マスタースパークという彼女の十八番の弾幕があるのですが、それを画面いっぱいにぶちかまします。あまりの勢いに画面が揺れるので、事故率で言えば霊夢よりも高いです。
東方原曲 永夜抄 4面ボス霧雨 魔理沙のテーマ 恋色マスタースパーク
霧雨魔理沙のテーマです。
ここまで行くと懐かしいもへったくれも無い曲です。封魔録は第2弾
ですからねぇ。そんな昔の曲のアレンジです。
今の魔理沙でこの曲だと違和感あるかな、と思ったら何にも違和感無
くてびっくり。こんなに変わらない人間も珍しいです。
魔理沙のテーマ曲は5曲あるんですけどこれが一番それっぽいかな。
(東方永夜抄 Music Room)
またまたアレンジ曲。
旧作の魔理沙は今とは全くキャラが違うので、検索するとビックリしますよ。
うふふふふふふふ・・・。
5面道中ボス:因幡てゐ(いなば てい)
二つ名:地上の兎
能力:人間を幸運にする程度の能力
彼女の元ネタの「因幡の白兎」と言えば、一度は聞いたことある方もいるんじゃないですかね。気になる人は調べてみて。
その元ネタを参考にしているせいか、彼女も周りを騙したり、いたずらするのが大好きな性格で描かれています。
能力の「人間を幸運にする程度の能力」は文字通り他人を幸運にする能力です。
「迷ったら絶対に抜け出せない」と言われている迷いの竹林に人間が迷い込んだ場合でも、てゐさえ見つけることが出来れば抜け出せると言われています。
また、てゐの足元の周りには一面の四葉のクローバーが生えていたりと、幸運に関することなら問答無用で引き寄せることができます。
弾幕戦でその能力が役に立つことは無いですけどね。
東方原曲 永夜抄 5面テーマ シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome
彼女固有のテーマ曲は別の作品で登場するのですが、
今作では中ボスとして登場するので、道中の曲を紹介しました。
5面のテーマです。
東洋風なのか西洋風なのか、古いのか新しいのかはっきりしない曲で
す。ボスもそんな感じ。でもステージ背景は和風ホラー風。
いつも曲にはテーマがありますが、この曲のテーマはかごめかごめ、
つまり曲です。アレンジではなく曲のテーマを曲にする。
表現のテーマは檻に囚われてはいけないと思う。(東方永夜抄 Music Room)
誰しも一度は聞いたことのある「かごめかごめ」をテーマにした曲です。
幼い頃何回かやったことがあるのですが、あれ結構難しいですよね。あの頃はみんな同じ声だし。
世間では都市伝説云々も騒がれていますが、ちょっとはゲーム性にも注目して欲しい。
目を瞑った状態で数人の人間に囲まれて、さらにそいつらがグルグル回り出して、最後に「後ろの正面だあれ?」って聞いてくるんですよ。怖っ。
5面ボス:鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・いなば)
二つ名:狂気の月の兎
能力:狂気を操る程度の能力
その昔、新参ホイホイと言われて久しい東方の屈指の人気キャラ。狂気を操る月の兎。
昔の自分を見て彼女はこう言うでしょう。
「こんな時代もあったなあ・・・。」と。
今でも根強い人気はありますけどね。
幻想郷に来る前は月に住む「月の兎」でしたが、月の生活に耐えられず逃げ出し、現在は永遠亭で暮らしています。
薬師である八意永琳の弟子でもあり、日々雑用やら荒事やらを押し付けられる苦労人。5面ボスは基本的に苦労人ばかりです。従者ですから(適当)。
あと気になる名前の由来ですが、本来の名前は「レイセン」のみです。これは月にいた頃に付けられた名前です。
そして永遠亭に逃げ込んできてから地上人に偽装できるようにと「鈴仙」の当て字をつけられ、さらに師匠の八意永琳から「優曇華院」、輝夜(永遠亭の主人)から「イナバ」の名を与えられました。
こうして出来上がった名前が「鈴仙・優曇華院・イナバ」という嫌がらせのような名前。ほとんどの人は略称で「うどんげ」と呼びます。
東方原曲 永夜抄 5面ボス鈴仙テーマ 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon
鈴仙・U・イナバのテーマです。
東方で終盤ボスっぽい曲って言えばこんな感じ。ほんと、変わりばえ
しないなぁ(笑)
激しいイントロから、途中ちょっと切なさのあるメロディを挿んで、
サビで吹っ切れる。
ああみんな楽しそうだなぁ。
(東方永夜抄 Music Room)
ピアノメインの暗く落ち着いた曲に見せかけ、サビでぶっ飛ぶパターンは安定の東方曲ですね。
この曲で注目したいのは、やはりサビ前からサビにかけてのエレキギター。
狂気とか、怒りとか、暴走を表現するのに適した楽器は何か?そう、エレキギターなんです。
6面ボスA:八意永琳(やごころ えいりん)
二つ名:月の頭脳
能力:あらゆる薬を作る程度の能力
実年齢x億年以上のガチババア。ババアっていうか・・・宇宙人。月人。幻想郷ではお医者さんを生業にしています。
今回の異変の裏向きの黒幕。表向きは主人公たちが夜を止めた事なので。ややこしいね。
月の頭脳と呼ばれるだけあって、人間離れした知識を持ち、どんな薬でも作る事ができます。媚薬とかあれが生える薬とか媚薬とか。
さて、今回彼女は何をしたのかというと、一言で言えば「不完全な満月」を作り出しました。
なぜそんな事をしたのかというと、まずは彼女「達」が地上にいる理由から話さなければなりません。
かつて永琳は月の賢者として「輝夜姫」の教育係を務めていたとされ、そのころに輝夜の依頼で輝夜の能力により蓬莱の薬を作った。しかしその薬を飲んだ輝夜は月から追放され、地球へ落されることになってしまう。
月の使者のリーダーも務めていた永琳は、後に地上へと刑期を終えた輝夜を迎えに行くが、その際に輝夜が月に帰ることを拒んだため、他の使者を皆殺しにして輝夜と月から逃げ続ける道を選んだ。
ちなみに蓬莱の薬というのは”不死の薬”のことです。(ちなみに永琳も飲んだタイミングは明言されていませんが、蓬莱の薬を飲んだとされています。)
そして、追放された二人はしばらく永遠亭に身を隠すのですが、ついに月の使者に居場所がバレてしまいます。
これはマズイと彼女達は本物の満月を隠すことによって、月の使者を自分たちのところまで辿り着けないようにしたのです。
は?
って顔をしている画面の前のあなたが容易に想像できます。だって私もしているから。
正直細かいメカニズムは調べてみてもよく分からなかったので、気になる方は自身で調べていただけると助かります。
ごめんね!えーりん!
東方原曲 永夜抄 6面Aボス永琳テーマ 千年幻想郷 ~History of the Moon
八意 永琳のテーマです。
ありえない程勇ましかったり、激しかったり、爽やかだったり。
一つだけ共通しているテーマは、物凄く馬鹿みたいに元気である事。
元気と馬鹿だけがラスボスの取得なんですから(えー)
というか、こんな曲でSTGって言う事自体がルナティック。
表現のテーマは檻に囚われてはいけないと思う。 (東方永夜抄 Music Room)
音圧!!!そしてメロディ!!!良い曲はこれだけで十分なのです。
下手な小細工もない、正統派BGMなので心置きなく戦闘に集中できます。しないと死にます。して下さい。
6面ボスB:蓬莱山輝夜(ほうらいさん かぐや)
二つ名:永遠と須臾の罪人
能力:永遠と須臾を操る程度の能力
今回の異変の裏の黒幕。月からやってきたかぐや姫。お姫様だから働かなくてもニートじゃないよ!
前述した八意永琳に蓬莱の薬を作らせたのは、彼女がお願いしたからです。
幻想郷にきた経緯や、今回の異変を起こした要因などは、前述した八意永琳と同じなので省きます。
ただ、彼女が蓬莱の薬を飲みたがっていたのは、蓬莱の薬を飲むと月に居られなくなり地上へ流刑される事になるのを永琳との会話により知っていた事から、地上に流刑される事を自ら望んで、蓬莱の薬の作成を永琳に依頼したと言われています。
能力の「永遠と須臾(しゅゆ)を操る程度の能力」これすっごく説明が面倒臭いので、思いっきり簡単に説明します。詳しく知りたい人は自分で調べて!
まず「永遠」の能力。これは「対象の変化を止める能力」です。
これは対象の動きを止めるのではなく、時間の流れを止めるという意味です。この能力を使えば、歳は取らないし、溜めた水も無くならない。落とした皿も割れないし、家も一生新築のままです。要は全ての対象に不老不死を与える能力と言った感じでしょうか。
そして「須臾」の能力。これは「時間を操る能力」です。
須臾というのは分かり易くいえば「一瞬」のこと。彼女は人が認識できない「一瞬」を自由に動く事ができるので、まるで時間が止まったかのような動きができるというわけです。
能力がぶっ飛びすぎてて、扱いづらそうですが、本当に扱いづらいです。
もう書きたくない。
東方原曲 永夜抄 6面Bボス蓬莱山輝夜テーマ 竹取飛翔~Lunatic Princess
蓬莱山 輝夜のテーマです。
キテるなぁ(笑) 冷静さを欠いた感情剥き出しの曲です。
曲で感情を表現するのではなく、感情で曲を創る、
むしろゲームが曲を創る。
なんてクールじゃない、今風じゃない曲なんだろう(笑)
私はプロじゃないですからねぇ。(東方永夜抄 Music Room)
強い(確信)。永遠も一瞬も全ては彼女の手のひらの上。殺し合いも弾幕ゲームも彼女とってはただの遊戯でしかない。
そんな圧倒的な強者にふさわしい、まさに圧倒的な一曲です。
でも怯む事なかれ。彼女、舐めプしているのか、それとも弾幕ゲームは不慣れなのか、6面ボスの中ではかなり簡単な部類に入ります。一緒に遊んでもらいましょう。(ちなみに別の作品で金閣寺の一枚天井という東方史上最も難しい弾幕を放ってくるのは内緒だ。)
EXボス1:上白沢慧音(かみしらさわ けいね)
二つ名:歴史喰い
能力:歴史を創る程度の能力
3面ボスが変身して再登場。主人公たちが肝試ししている時に登場したので「きもけーね」と呼ばれていた。「きもいけーね」じゃないです(半ギレ)
満月の夜になると人間から白沢(はくたく)に変身し、白沢になった彼女は幻想郷中の知識を持つ事ができ、その能力を使って幻想郷の歴史の編纂作業を行なっているらしいです。
作中で能力が使われた事がないので細かい効果は不明ですが、大体は人間時と同じ「歴史を改ざんする能力」という認識で問題ないです。
あと変わる事といえば、ツノが生えるので頭突きされるとすごい痛いです。
東方原曲 永夜抄 EXTRAテーマ エクステンドアッシュ ~ 蓬莱人
エキストラステージのテーマです。
エキストラにしては落ち着いた曲、か?
誰も怖がらない肝試し、っていうとこんな感じかな(嘘)
ちょっと心もとないところもあったりなんかしちゃって、でも
エクステンド。
EXTENDを集めてエクステンド。
(東方永夜抄 Music Room)
真夜中の竹林をさまよい歩いているにしては全体的に余裕がある曲ですね。やっぱり主人公が強すぎるからでしょうか。
それにしても、肝試しで怖がらない奴ってなんなんですかね?幽霊サイドに申し訳ないとか思った事ないんですかね?
私は申し訳ないと思っているので、存分にビビります。
決して幽霊が怖いからと言うわけではなくて。相手のためを思ってね。ええ。
EXボス2:藤原妹紅(ふじわらのもこう)
二つ名:蓬莱の人の形
能力:老いることも死ぬことも無い程度の能力
迷いの竹林で迷った人間を外まで案内している暇人優しい子です。
そして、蓬莱の薬を飲んでしまった蓬莱人の一人でもあります。しかし、彼女は月の住人ではなく、地球の、普通の人間でした。
彼女がどうして蓬莱の薬を飲んでしまったのかという話をすると、ものすごい字数量になってしまうので、今回は完全に省きます。ごめんなさい。調べてください。
ただ、彼女は輝夜を憎んでいるので、常に彼女と生死をかけた決闘を申し込んでいます。不死だけどね。
能力は文字通り「不老不死」です。永遠に死なないし永遠に老いません。
他にも、長い年月妖怪退治を生業にしていたおかげか、様々な妖術を独自に生み出しています。特に彼女が得意としているのが「炎」系の妖術で、不老不死を象徴する不死鳥をイメージした弾幕を繰り出します。
もこたんINしたお!(死語)
東方原曲 永夜抄 EXTRAボス藤原 妹紅のテーマ 月まで届け、不死の煙
藤原 妹紅のテーマです。
出来るだけ格好よさや威圧感、パワフルさを抑えて、如何わしさが
出るようしました。いやまぁ曲で如何わしくしなくても、キャラだ
けで十分如何わしいんですが。
エキストラボスはいつも昔のゲームっぽい曲にしている所がありますが、
今回は大昔のゲームっぽい曲に(ぉ
(東方永夜抄 Music Room)
変化球曲。EXボスあるあるですね。
途中のオルゴールが戦いの余裕を感じさせるというか、不老不死にとって命がけの戦いなんて暇つぶし以外の何者でも無いですからね。
今が楽しけりゃそれで良いのです。
初心者おすすめポイント
いつも通り永夜抄の個人的なおすすめポイントを2つ挙げます
1つは「自機キャラが多い」
→永夜抄は自機キャラが「霊夢・紫」「魔理沙・アリス」「咲夜・レミリア」「妖夢・幽々子」の4組います。しかもそれぞれ単独でプレイもできるので、実質12体の自機を操ることができます。多すぎ!
2つは「ストーリーが凝ってる」
→とにかくストーリーが緻密に練られています。ストーリーをしっかり把握すると、より楽しくプレイできますが、めちゃくちゃ暗い話なのでぶっちゃけ知らなくても良いです。
総評
Win版東方の3作目『永夜抄』ですが、ぜひ初心者におすすめしたい作品です。
永夜抄はゲームのバランスが非常に良いので、初心者から上級者まで十分に楽しめるコンテンツが揃っています。
特に魅力的なのが「スペルプラクティス」システムです。
このシステムは「一度クリアしたスペルなら何度でも練習することができる」というもので、文字通り苦手なスペルを重点的に練習することができます。
これ初心者に限らず上級者にとっても非常に嬉しいシステムです。
ただ、とにかくストーリーが暗いので、最初はゆる〜くプレイがしたいという方は、前作の妖々夢の方が良いかもしれません。
他の作品のキャラも知りたいという方は下の記事をご覧ください。
それでは