はじめに
冒頭でも説明しましたが、今回は道中+αの曲を紹介していきます。ボスキャラの曲は一切紹介しません。
ボスキャラの曲が知りたいという方は、下記の記事で紹介していますのでそちらをご参考ください。
それでは始めていきます。
- はじめに
- タイトル:地霊達の起床
- 1面道中:暗闇の風穴
- 2面道中:渡る者の途絶えた橋
- 3面道中:旧地獄街道を行く
- 4面道中:ハートフェルトファンシー
- 5面道中:廃獄ララバイ
- 6面道中:業火マントル
- EX道中:ラストリモート
- エンディング:地霊達の帰宅
- スタッフロール:エネルギー黎明 ~ Future Dream...
- 終わりに
タイトル:地霊達の起床
タイトル画面のテーマです。
まあいつもの感じで。
洞窟って音が響くとそれっぽいのでそれっぽくなるように努力しました。
洞窟いいね。
(東方地霊殿 Music Room より)
タイトルなので洞窟の中というより、洞窟の手前のイメージです。
先の見えない暗闇。反響する声。外にいる安心感と、洞窟内のワクワク感や不安感が混在したカオスな曲ですね。
そういえば筆者も小学生の頃は、川の排水口に入って暗闇の大冒険!みたいな遊びをよくやっていました。子供ってすごいですね(適当)。
1面道中:暗闇の風穴
中ボス:キスメ
1面のテーマです。
折角の洞窟って事で、1面にしてはちょっとお暗い感じにしました。可愛い感じに少し不気味さを乗せて……
ってノリがいいと不気味に聞こえない罠。
スピード感のあるホラーゲームもしてみたい。
(東方地霊殿 Music Room より)
全体的に暗い印象を受けますが、ピアノのメロディが1面らしいポップさを忘れていないので、何度でも聴ける一曲に仕上がっています。
原作プレイすれば嫌という程聴くことになる曲なので、覚悟しておくように(経験済み)
プレイがうまくいかなくてもキスメの可愛さは変わらない。地霊殿唯一の癒しキャラです。
2面道中:渡る者の途絶えた橋
2面のテーマです。
深く深く降りていく。
自己主張は少なめに雰囲気重視でと、まさに道中オブ道中曲。
妙に和風になってしまったのは意図した訳ではなく、
なっちゃっただけともいう。関係無いけど洞窟いいね。
(東方地霊殿 Music Room より)
暗い。もうとにかく真っ暗で、不気味で、陰鬱な曲です。だけど、特別好きなメロディというわけでもないけれど、聴けば聴くほどリラックスしている自分がいます。
夜寝る前とかに聴けば深い眠りにつけそうです。それこそ地霊殿のように深く、暗く、落ちていくように。
3面道中:旧地獄街道を行く
3面のテーマです。
平和で喧嘩が華の江戸の町っぽいイメージで書きました。
やっぱり楽しげで軽快なのは良いですよね。
何とも懐かしい雰囲気のする曲です。
街を歩くときも、この曲位うきうき気分で闊歩したいものです。
(東方地霊殿 Music Room より)
1〜 2面のダークな道中から一転。なんとも楽しそうな雰囲気が漂うBGMです。
耳に残りやすい軽快なメロディと、サビで繰り出される多彩で騒がしいメロディが良い意味のカオスを演出しています。
旧地獄街道もそんなカオスな空間なのでしょう。何せ鬼が出る訳ですから。
4面道中:ハートフェルトファンシー
4面のテーマです。
余り和風に偏りすぎないように創りました。
地霊殿は思いの外西洋風の造りなんですね。
住んでいる人達もどこかしらファンシー。
でも猫屋敷。猫に飼われたいですね。
(東方地霊殿 Music Room より)
ファンシーって何だと思って調べたら「空想・幻想」といった意味が含まれているらしいです。 なるほど、ファンシーな曲だ(適当)。
東方の曲には珍しくコーラスが入っています。まさに幻想的な雰囲気を出すにはぴったしです。
個人的にお気に入りなのは、曲の最初に聞こえる猫の鳴き声ですかね。
え?聴こえない?そんなまさか…。
5面道中:廃獄ララバイ
5面のテーマです。
灼熱地獄も罪人が落とされなくなってから、
鬼が訪れる事も無く怨霊と動物達の遊び場と化している様子。
実は人の住まなくなった建物とか見るとゾクゾクします。
旧地獄も廃墟特有の切なさに包まれて……と想像して創った曲です。
(東方地霊殿 Music Room より)
ララバイって何だ(無知)と思って調べたら「子守唄」といった意味が含まれているらしいです。なるほど…いや、子守唄かこれ?
ゆっくりと規則正しいリズムに哀愁漂うメロディは確かに子守唄っぽいけど、それにしては不気味というか…多分だけどここで寝たらもう起きることないんじゃ?って本能が言ってます。
個人的な話ですが、数年前に地元で有名な廃墟へ肝試しに行ったら、帰り道に車がパンクしてしまい、一晩廃墟の前で泊まったことがあります。生きてて良かったです。
6面道中:業火マントル
最終面のテーマです。
いかにも終盤って感じを出してみました。
溶岩の中を進むのはシューティングゲームでは定番ですね。
何が言いたいかというと、巫女さんが溶岩の上を飛んでも特に不思議ではない、
という事です。カラスもね。
(東方地霊殿 Music Room より)
熱い!警告音にも似た甲高いメロディはまさに最終局面のそれです。
この先に何が待ち構えているのでしょうか。
と、その前に目の前の猫との決着をつけてしまいましょう。
EX道中:ラストリモート
エキストラステージのテーマです。
何故か急いでいる感じになっていますが、
そこまで緊急な出来事があった訳でもなくみんなは暢気です。
特に守矢神社の奴らの暢気っぷりといったら、
霊夢でも敵いそうにありません。曲名は某STGと関係ありません。
(東方地霊殿 Music Room より)
元々、東方Projectの曲はBGMっぽくないので有名ですが、これはその中でも特に顕著です。聴けば分かります。
ボーカルアレンジのために作ったんかと思うくらい、メロディ満載の曲となっていますが、リズムのパーカスが基本16部で刻まれているので、辛うじて疾走感を感じることができます。
さすが常識に囚われないだけありますね。
エンディング:地霊達の帰宅
エンディングのテーマです。
朝まで呑んで寂しく帰る時のイメージで創りました。
「祭りも終わりかのう」「ぼちぼち引き上げるか」と
心の中で会話しながら怨霊達が土の下へ戻っていきます。
なんというオヤジ怨霊。
(東方地霊殿 Music Room より)
僕の場合、朝まで呑んだら100%グロッキーになってしまうので、寂しく帰るという発想が生まれませんでした。
幻想郷は終電も始発も無いから良いなあ…
スタッフロール:エネルギー黎明 ~ Future Dream...
268東方地霊殿 Staff Roll【原曲】エネルギー黎明 ~ Future Dream
スタッフロールのテーマです。
いつもの感じで作りました。まんまいつもの感じ。
これでお仕舞いですよーって感じ。
お仕舞いでも曲名は黎明。たみあき、じゃ無いですよ。
(東方地霊殿 Music Room より)
黎明(れいめい)と読むそうです。意味は明け方、夜明け。
そして、新しいことが始まろうとすること。という意味も含まれています。
つまり「俺たちの戦いはこれからだ!」ということです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
道中曲はキャラのテーマ曲ではないので、どうしても影が薄くなりがちですが、曲としてはむしろボス曲よりも聴き応えのある曲が多い気がします。
興味を持ったらぜひ、ボス曲以外の原曲も聴き漁ってください。
当ブログでは他にも多数の音楽系記事を掲載していますので、興味がありましたらぜひご覧ください。
それでは