東方紺珠伝
発売日:2015年
Windows版十作目、東方紺珠伝。
東方シリーズ史上最も難しい作品(断言)。月の使者が繰り出す最凶最悪の弾幕を前にしたらもう諦めて死ぬしかない。なら死んで覚えればいいじゃない!完全無欠の力を手に入れて、いざ弾幕の波に溺れてください。優曇華もいるよ!
難易度早見表
難易度は体感です。
☆☆☆☆★・・・簡単。因みに東方に簡単な作品はありません。
☆☆☆★★・・・ギリギリBGMを聴きながらプレイできるレベル。楽しい。
☆☆★★★・・・BGM?流れてたっけ?
☆★★★★・・・イライライライラ(無言)
★★★★★・・・二度とやるかこんなゲーム(エンドレス)⇦ココ!
物語のあらすじ
妖怪の山に金属製の蜘蛛が現われる。
それは月の民が作った地上探査車であった。
月の民は植物を枯らしながら静かに侵攻していたのだ。
不思議な事にその姿を感じられるのは人間だけであった。
さあ、君は招かれざる敵を追い返すことが出来るだろうか。東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.
月の使者との争いは永夜抄以来ですね。
しかし今回は直接向こうが地上を攻めてくるという異常事態。
永琳から貰った紺珠の薬を使って、月の使者たちをボコボコにしましょう。
キャラ紹介
1面ボス:清蘭(せいらん)
二つ名:浅葱色のイーグルラヴィ
能力:異次元から弾丸を飛ばす程度の能力
月の兎①。
餅つきをしていたら主人公と鉢合わせて戦うことになりました。叩いてたのは本当に餅・・・?
1面ボスとは思えないほど強い。ボーッとしてたら開始5秒で死にます。
イーグルラヴィの尖兵なので部隊の中では下っ端に位置するのですが、それにしてもこの強さは異常。これだから月は・・・。
能力については一切言及されていないのでよく分かりません。強そうだけどね。
清蘭のテーマです。
かるーく戦闘を楽しんでいる感じを出しました。
兎には真剣さが足りないようです。
見えないけど尻尾もあるんやで。
(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
1面の割には緊張感のある曲です。
今回は月の民が相手ということもあり、気持ち宇宙っぽい曲が多いです。
異次元の弾幕、そして異次元の曲に圧倒されてください。
2面ボス:鈴瑚(りんご)
二つ名:橘色のイーグルラヴィ
能力:団子を食べる程に強くなる程度の能力
月の兎②。MGMG。
イーグルラヴィの情報管理部隊。団子食べながらモニター見るだけの簡単なお仕事です。
団子を食べる程に強くなるみたいですが、どれくらい強くなるのか、暗記パンみたいに排泄したらリセットされるのか、細かく言及されていないので全然分かりません。
ていうか団子が好きってだけじゃね?
鈴瑚のテーマです。
同じ兎でもこっちは裏方系です、
強敵である上に、戦う事が本当に正しいのか迷っているような
感じの曲です。
もちろん、団子はスタッフが美味しくいただきました。
(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
哀愁漂うテーマ。
強キャラほど曲は静かなのです。
この曲が妙に耳に残っているのは、この辺りからミスが増えてくるからでしょう。2面ですよ?
3面ボス:ドレミー・スイート
二つ名:夢の支配者
能力:夢を喰い、夢を創る程度の能力
獏。夢の世界の住民。
全ての生き物が見る夢は根底で繋がっているらしく、夢の力をうまく利用すればどこにでも行けるし、何者にでもなれるらしいです。
そして彼女はその夢を創ったり消したりできます。チートか?
地上と月の連絡通路が精神世界、つまり夢の世界らしく、ドレミーともそこで出会うのですが、正直その時点で「は?」って感じなので、これ以上深掘りするのは止めておきますね。
他の作品ならラスボス張れるぐらいの実力を持っているのですが、紺珠伝では3面です。強いです。
ドレミー・スイートのテーマです。
かなりの強敵感を出してます。
これから先が思いやられて欲しい、悪夢にうなされて欲しい
という思いで書きました。
うなされても夢違えっちゃえば良いんです。ドレミーにお願いして。(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
ポコポコ曲。ポコポコポコポコ・・・。
そのポコポコに潜む幻想的なメロディが癖になります。
いやもしかしたらトラウマになるかもね。
4面ボス:稀神サグメ(きしん さぐめ)
二つ名:舌禍をもたらす女神
能力:口に出すと事態を逆転させる程度の能力
月の賢者。変なスカート姉さん。
喋ると運命が動いてしまうので、普段は口に手を当てて黙っているか、一言二言喋ったりするくらいです。
何かを成そうとすればことごとく失敗するし、悪い事が起きていれば打開のチャンスが生まれます。
だた、言ったことの正反対のことが起きるという訳ではありません。あくまでもその方向に運命が動くだけです。
「???」って感じなので、この話は止めましょう。
要は、口は災いの元ということです。
某奇妙な冒険でも、勝ったと口にした瞬間負けた人もいますからね…。
416東方紺珠伝 4面BOSS【原曲】逆転するホイールオブフォーチュン
稀神 サグメのテーマです。
敵なのか味方なのか、神なのか鬼なのか、謎の人物のテーマです。
ミステリアスな雰囲気の曲になりました。
実はこいつも天邪鬼の一種なんですけよね。まさかの天邪鬼二人目。(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
曲名がかっこよすぎる。完全にスタンド名です。
歯車のように一定のリズムで刻まれるリズム…かと思いきや時折くる不安定なリズムに思わず翻弄されます。
もちろん弾幕にも…。
5面ボス:クラウンピース
二つ名:地獄の妖精
能力:人を狂わす程度の能力
強すぎる。
こいつのせいで先に進めないです。
5ボスのくせに耐久スペカ(一定時間避け続けなければいけない技)2枚持ちという狂気の強さ。
彼女は妖精は妖精でも地獄の妖精であり、さらに地獄の中でも上位に入るほどの力の持ち主でもあります。納得の強さですね。
これまでルナティックに触れてこなかったプレイヤーは地獄を見るでしょうが、潔く腹をくくりましょう。
クラウンピースのテーマです。
過去最狂レベルの妖精です。おつむの方は波の様ですが。
ゴシックとも和風ともスペーシーともとれる、奇妙な曲です。
世の中にはピエロ恐怖症ってあるみたいですね。
でもこの妖精ピエロはそんなに怖くない…よね?
(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
小馬鹿にしたようなメロディと、どことなく狂気じみた低音ベースはまさに恐怖のピエロのそれ。
しかも宇宙。テーマは狂気のスペースピエロ。
まともな精神じゃやってけないですよ。
6面ボス:純狐(じゅんこ)
二つ名:無し
能力:純化する程度の能力
神霊。今回の異変の黒幕の一人。ちなみに二つ名も苗字もありません。
怨みに純化された霊。つまり神霊です。
純化する能力というのは、全ての物質に宿る本質の力。純粋な力。これらは名前を付けられることで、力を失うのですが、その純粋な力を引き出すことが出来る能力です。
簡単にいえば「神を生む能力」です。強そう(小並)。
異変を起こした発端は、彼女が月の都を襲撃したことです。
純狐は嫦娥(じょうが)という月の都の女神を恨んでおり、これまで何度も月を襲撃しているみたいです。
今回も、その襲撃の一つだったのですが、今回に限っては非常に強力な協力者(EXボス)がおり、月の民もこれはマズイと判断して幻想郷に移住する計画を建てたというのが、今回の異変のあらましです。
簡単に今回の異変の時系列を説明すると
①純狐→月の都に攻撃!!
②月「こりゃたまらん!幻想郷に逃げろ!」
③月人→今日からここはワシら月組のもんじゃい!!
④主人公たち「「ふざけんなコラ〜!!!」」
強者同士の小競り合いにFF外から巻き込みリプされた幻想郷。かわいそう。
420東方紺珠伝 6面BOSS【原曲】ピュアヒューリーズ ~ 心の在処
純狐のテーマです。
これぞ、まごう事なき、ザ・ラスボスって曲だと思います。
余り捻ったり、格好付けたり、考えすぎたりするのを止めました。
シンプルに、ピュア―に弾幕を楽しんでくださいな。(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
和風でも洋風でも中華でもない、まさに純粋。混じりっけのないボス曲。
若干の宇宙っぽい雰囲気は、純粋が故なのです。
全てを超越したスペーシーミュージック。震えて聴け!!!
EXボス:ヘカーティア・ラピスラズリ
二つ名:地獄の女神
能力:三つの体を持つ程度の能力
地獄を司る神様。首輪に繋がっている球体は地球と月と異界を表しており、この3つの地獄を司っています。
今回の異変のもう一人の黒幕で、純狐と同じく月の女神の嫦娥に恨みを持っており、協力して月の都を襲撃しました。ちなみにクラウンピース(5ボス)の主人。
彼女の強さは公式でも作中最強認定されており、ロリ吸血鬼も、スキマおばさんも彼女の前では赤子同然です。今回の弾幕勝負もただの遊びでしかありません。
異変後は幻想郷を気に入ったらしく、よく幻想郷に遊びに行っているようです。変なTシャツを着て。
422東方紺珠伝 ExtraBOSS【原曲】パンデモニックプラネット
ヘカーティア・ラピスラズリのテーマです。
何とも悪魔的な曲です。
本当はメタルっぽいものを考えてましたが、自分がそっちの造詣が
深くないし、世界観に合わなさそうなので結果こんな感じに。
地獄->死神->デス>デスメタル、という貧困な発想です。(出典:東方紺珠伝 Music Room より)
不気味で食えない、彼女の奥に潜む何かを感じる曲です。
変なTシャツヤローはテーマ曲も変ですね。安心しました。
実際にゲームで聴ける日は来るのだろうか・・・(遠い目)
初心者おすすめポイント
いかがだったでしょうか。
正直、東方紺珠伝は初心者におすすめできませんが、無理やりポイントをあげていきます。あまり参考にしないでください。
「何度でもやり直せる(させられる)」
→紺珠伝には「完全無欠モード」という弾幕に被弾したら、その直前に戻り何度もやり直すことができるシステムが採用されています(通常の残機システムもある)。
そのためゴリ押しができず、避ける能力を身につけなければクリアできないため、いやでも上手くなります。諦めない気持ちさえあれば良いかも。
「新参ホイホイ」
→その昔、新参ホイホイと言われた優曇華院を自機で操作することができます。なんか素敵やん?
総評
Win版東方の十作目『紺珠伝』ですが、残念ながら初心者にはおすすめできません。
難しすぎます。
またmゲームのシステムも従来の東方とは大きく違うため、最初の一作品目としてはふさわしくありません。
ただし、どうしても紺珠伝から始めたい人は、腕試しとして始めても良いでしょう。
また、他の作品のキャラも知りたいという方は下の記事をご覧ください。
それでは