東方Project初心者が最初にぶつかる壁(?)とは何か。そう、原作のどのシリーズから始めればいいのか分からないということです。
みんな最初は参考がてらにネットで検索するんですよ。「東方 原作 どれから」みたいな。すると驚くほどネットの意見が一緒なんです。
「好きなやつから始めな!!」
これは間違いです。その言葉に釣られて紅魔郷から始めたが最後。フランは愚かレミリアにも出会えずに東方を投げた友達を何人も見てきました。
僕はもうこれ以上、そんな犠牲者を出したくないのです。
という訳で今回は、東方に飽きることなく、楽しく原作をプレイすることができる(はず)初心者におすすめのシリーズをご紹介します。
原作を選ぶ基準を定める
まず、初心者が東方の原作を選ぶうえで大切なのが3つ。
一つは難易度。東方を少しかじったことがある人なら分かるかもしれませんが、東方は相当難易度が高いです。YouTubeとかにあがってる神プレイ集とか何の参考にもなりません。
スポーツとか音楽とかどこの世界でも同じなのですが、上手い人のプレイを見ると自分もできるような気がするんですよね。別にそれは悪いことではないのですが、予想以上にうまくいかないと、現実とのギャップに押しつぶされて、やる気が無くなる→二度とやるかこんなゲームの連鎖にハマってしまいます。
つまり、初心者は難易度の低いゲームをプレイするべきなのです。
二つ目がBGM。東方ファンは若い人が多いので何でもかんでも「神曲!」「ZUNの作る曲は全部最高www」みたいな青臭いコメントをYouTubeに残しがちですがそれは間違いです。
ZUNも人間なので良い曲もあれば、いや別に…みたいな曲もあります。もちろん個人の好みの問題でもあるので、基準にするにしてはかなり主観的なものになってしまうのですが、それでも良いという方は参考にしてみてください。
三つ目がキャラ。結局のところ東方はキャラゲーです。もちろんゲームの内容も、音楽もかなりレベルは高いですが、キャラありきで成り立っているゲームであることは間違いありません。
詰まる所、魅力的なキャラがいるかどうかが選定のポイントとなるのですが、これは好きなキャラがいるかどうかで判断してもいいです。ただ、二次創作でよく使われているキャラが多いとテンション上がるよねってくらいのノリです。
そして最後がシステムです。システムの基準は複雑かシンプルかです。複雑であれば難易度が上がりますし、シンプルであるなら初心者にも取っつきやすいですよね。
まとめますと、今回の選定基準は
⒈難易度←重視
⒉BGM
⒊キャラ
⒋システム
の4つです。これらを僕の独自の主観によって評価していき、最終的におすすめランキングをご紹介します。また、BGMとキャラは主観的な要素が大きいので、難易度を重点的な基準とします。
あとちなみに今回紹介するのは、Windows版の作品のみで、番外編(黄昏フロンティア・文花帖など)は省きます。理由はプレイしたことがない作品があるからです。正規のシリーズは全てプレイ済みなので、紅魔郷から天空璋までを紹介します。
それではどうぞ。
東方シリーズおすすめランキング
第13位:東方紺珠伝
難易度:超激ムズ
BGM:宇宙曲多め
キャラ:変人と奇人と兎
システム:ミスっても負けない(勝てるとは言っていない)
一言:未だにドレミーが倒せない。
クッソむずい。やめとけ。
とは言わないけど、初心者は手を出さない方がいいです。
システムも「ミスしたら直前に戻ってやり直し」という初心者向けなのか玄人向けなのかよく分からない仕様となっています。
BGMは壮大な宇宙曲(?)が多め。東方=和っぽいイメージを持っている人だと「アレ?」ってなるかも。
要するにクセが強い!
加えてキャラのクセも強い!
喋ったら運命が逆転する奴。
人を狂わす奴。
団子を食えば食うほど強くなる奴。
曲もキャラもシステムもクセまみれの異色作品なので、初心者は手をつけない方が無難です。
第12位:東方花映塚
難易度:難しい
BGM:いっぱいある
キャラ:いっぱいいる
システム:対戦型STG
一言:別ゲーです
まずこちらのスナップ写真をみてください。
画面が二つありますね。おかしいね。
これはバグでもなんでもなくて東方花映塚はこういう対戦型ゲームなのです。
ぷよぷよみたいに相手の画面に弾幕をばら撒いてどっちが先にミスるかの耐久戦になります。
普通に面白いですが、なんかちょっと違うよね。
BGMは『ナイト・オブ・ナイツ』の原曲である『フラワリングナイト』や
幽閉サテライトの『華鳥風月』の原曲である『60年目の東方裁判』など
おそらく一度は耳にしてる曲が多く収録されています。
システムが対戦型STGなだけあって操作できるキャラはシリーズの中でも最多です。
ただシステムがあまりにも風変わりなため、初心者におすすめできるかと言えば微妙。
ある程度、東方の作品に触れ合ってからプレイした方が無難です。
第11位:東方星蓮船
難易度:かなり難しい
BGM:爽やかでありながら重厚
キャラ:主に仏教キャラ。あと傘
システム:UFOが飛んでる
一言:早苗さんがかわいい
一言で言えば、かなり難しいです。
弾幕の難易度はシリーズの中でも難しい部類に入り、特に5面ボスの虎丸星が繰り出す「ヘニョりレーザー」は歴代トップの事故率を誇ります。
画面中にUFOが飛んでいるのです。
上の動画を見ていただけたら分かるのですが、開始10秒くらいで変なSEと共に変なUFO(ベントラー)が登場します。
そしてプレイヤーは画面を動き回るUFOを入手しながら、自分の残機を増やしたりボムを稼がなければいけません。
『弾幕を躱すこと』と『UFOを手に入れること』。コレを『両方』やらなくっちゃあならないってのが『星蓮船』のつらいところだな。
BGMは文句なしに最高。空にふさわしい爽やかな曲から、魔界の重厚さを感じさせるヘビーな曲、圧倒的な迫力と美しさを兼ね備えたラスボス曲。全てが高水準。東方のエリート集団だ。
弾幕の難易度・システム共に癖があるので、初心者にはあまりオススメできません。
ただし他にはない圧倒的な魅力がある作品であることは間違いないです。
玉砕覚悟で始めてみるのもアリーデヴェルチ。
第10位:東方神霊廟
難易度:易しめ
BGM:ダークでポップ
キャラ:道教キャラと山彦
システム:シンプルではない
一言:印象が薄い(失礼)
どんな印象?と聞かれた困る作品No.1。
印象に残るような弾幕も無く、淡々と進んでしまった思い出が浮かびます。
一面のボスにラスボスが降臨した時は変な声が出たけど。
システムは星蓮船と似ていて、画面に残機やボムの魂がUFOみたいにふわりと浮かんでいます。
下に落ちてこないので取りに行っては事故る…あるある過ぎる展開です。
あと霊界トランスという「ミスっても少しだけ攻撃できる」という不思議システムも搭載されています。
こうして思い返すと、挑戦的なシステムが多くて面白いですね。
舞台が夜なので少しダークな曲が多いですが、メロディーがポップよりなので聴いていて飽きないです。
個人的に印象が薄いと言いましたが、面白くない、影の薄い作品という訳では断じてありません。
システムは尖ってるし、BGMもキャラも個性的で面白い。
ただ初心者がプレイする1作品目にしては尖りすぎだし、1面ボスに別作品のラスボスが登場するので、彼女の権威的なものが損なわれてしまう可能性があります。弱すぎて。
「幽々子様に権威なんてねーよ!」という方はぜひプレイしてみてください。
第9位:東方紅魔郷
難易度:かなり難しい
BGM:一度は聴いたことあるはず
キャラ:みんな知ってるあのキャラ
システム:超シンプル
一言:一作目だが異端
みんな大好き紅魔郷。
難易度はかなり難しいという人もいれば、わりかし簡単という人もいます。僕は前者です。
弾幕のレベルはそこまで高くないですが、自機マーカーや当たり判定が無いので事故率が非常に高い。
ミスしても割り切って進められる人はいいけど、変なところでミスしたら即やり直してまたミスしてイライラしてミスしてイライラしてミスして…
二度と紅魔郷をプレイすることはありませんでした。なんてよくある話です。
またかけらを集めて残機を増やすというシステムも構築されていないので、残機の確保も他作品と比べてシビア。
シンプルが故の難しさですね。
BGMはさすがの紅魔クオリティ。1面からEXまで全て教科書に載ってるレベルの名曲ばかりなので間違いなく満足できるはず。
少し未完成なシステムを差し引いても余りあるBGMとキャラの魅力が半端ない紅魔郷です。
ただSTGのクオリティのみに着目すると評価は低め。
東方をキャラゲーとしてではなく弾幕STGとしても楽しみたいのであれば、他の作品から始めた方が楽しめると思います。
第8位:東方天空璋
難易度:普通
BGM:平和
キャラ:地味(失礼)
システム:季節
一言:日焼けチルノ万歳!
弾幕は適度に難しいですが、自機が季節装備というシステムで相対的に強くなっているので難易度はマイルドです。
また星蓮船や神霊廟のように残機やボムのかけらが落ちてこないなどの事故要素も少ないので純粋にゲームに集中できる点も良い。
あと今作は自機キャラにも注目です。
基本的に東方の自機キャラは霊夢と魔理沙の2人がメインで、たまに緑の脇巫女や紅魔館の瀟洒なメイド、白玉楼の白玉お化けがサブメインという采配なのですが
今作はチルノと射命丸文という「なぜ?」采配。よっぽど平和な異変なのか、はたまた…。
真相はぜひプレイして確認してください。
BGMは前半は四季折々で爽やかな曲が多く、後半はダークな展開といういつも通りの曲構成。
EXボス『秘神マターラ』は思い出補正を抜きにしての名曲です。
ぜひEXまで辿り着いて体感してください。
今作は既存のキャラと何かしらの接点があるキャラが多く登場するので、東方ファンであればあるほど楽しめる作品です。
もちろん東方をあまり知らなくても十分楽しめるのでご心配なく。
チルノや射命丸を操作してみたい!という人は迷わずこの作品からどうぞ。
第7位:東方地霊殿
難易度:かなり難しい
BGM:暗い(洞窟)
キャラ:物騒
システム:シンプルかつシビア
一言:目がチカチカするよ
めっちゃ難しいです。筆者の初プレイ作品という思い出補正もあるかもだけど。
特に5.6面の難易度は全作品の中でもトップクラスの難易度です。
加えて今作のボム(必殺技)はパワーを消費して放つので、ボムを撃てば撃つほど自身の力が低下してしまうという罠。
必然的にプレイヤースキルの向上が求められます。
しかしなぜ、こんなに難しいのに6位なのか。
それは敵の弾幕が作品中トップクラスで面白いからです。
地霊殿に住む妖怪は物騒な奴が多く、心なしか弾幕にも明確な殺意が含まれているような気がします。
プレイヤーの後ろをしつこく付き纏う弾幕。
避けていて本当に楽しいです。
舞台が地下なのでBGMもどんより暗い曲が多いです。
道中が暗い分、ボスキャラBGMはキャラの特徴をよく捉えていて秀逸。
4面ボスに関しては曲名とキャラ名が同じという気合いの入りっぷりです。
難しい作品ではありますが避けていて楽しい弾幕が多く、システムもシンプルなので純粋にSTGを楽しめます。
若干、他作品と比べて敵キャラの温度感(殺意的な意味で)が異なりますが、ストーリーは飾りなのでそこまで気になりません。
気になる方はぜひ挑戦してみてください。
第6位:東方鬼形獣
難易度:かなり易しい
BGM:獣のような戦闘曲
キャラ:獣要素強め
システム:蘇るベントラー
一言:クリア優先ならこれ
2019年に発売された準最新作。オトモの獣と一緒に地獄へ行くなんて…モンスターハンターかな?
難易度は見た目に反して過去一簡単です。
弾幕がスカスカなので猿でも避けられます。
というのは嘘で、単純にエクステンド(残機回復)が豊富なのと、新システム『ロアリングモード』が強すぎる。
ロアリングモードというの『東方星蓮船』のUFOと似たようなシステムで、一定数入手することで一定時間無敵になったり、必殺技が撃てたりする超便利なシステムのこと。
↓実際のプレイ動画見ると分かりやすいかも。
東方鬼形獣 C96 Normal 初見プレイ (霊夢+オオワシ)
どっちがボスか分からんわ。
全く避けなくても勝てちゃう…は流石に無いけど、苦手な弾幕をロアリングモード+ボムで丸ごとやり過ごすぐらいのことは可能です。
ただ「簡単=面白い」かと問われれば、それはまた別の話なわけであって。
せっかく東方プレイするならコンマワンフレームのスレスレ弾幕を避けて脳汁出したいですよね。
あとBGMが微妙。完全に好みなので好きな人は誠にごめんなさい。
今作は全体的に低音重視のズッシリとした「戦闘曲」が多いんだけど、孤児的にはもっとメロディアスな「戦闘BGMとは思えないようなBGM」が好きなのです。
繰り返すけどBGMに関しては完全に好みなので、良し悪しはランキングに関係ないです。好きな人は好き。それだけ。
[作業用BGM] 偶像に世界を委ねて ~ Idoratrize World [東方鬼形獣:6面ボス]
何にせよクリアだけを目的とするならば東方鬼形獣一択です。
クリアの喜びをいち早く味わいたい人はぜひプレイしてみてください。
第5位:東方永夜抄
難易度:普通
BGM:全体的に暗い(夜)
キャラ:月の民
システム:キャラが多い
一言:元祖新参ホイホイ
一昔前に東方を知った人がホイホイされた作品。もこたんINしたお!
難易度は易しくないですが、見た目よりは避けやすいです。
永夜抄は東方にしては珍しくストーリーがめちゃくちゃ凝ってます。
書籍も出てますし、元ネタの文献も調べれば調べるほど抜け出せなくなります。
また、かつてニコニコ動画界隈を牛耳った優曇華院や藤原妹紅、同人誌界隈を薬漬けに陥れた八意永琳など、まさに東方を代表するキャラクターが数多く登場。
自機キャラも妖怪と人間のセットで4組、単体で8組、合計12通りの自機を操作することができるのでキャラゲーとしての魅力もあります。
BGMも舞台が夜なので暗めな曲が多いですが、地霊殿のような洞窟の暗さではなく、夜の怪しげな暗さなので雰囲気は全く違います。
一度は耳にしたことがあるあの曲も多数収録されているのでテンション爆上げですよ。
やりこみ要素もあり、全てにおいて高水準の作品。
ただ初めての作品ならもう少しキャラが少なくて、シンプルなやつの方が楽しみやすいと考えて第5位としました。
作品としての完成度はシリーズ随一なので、ぜひ一度プレイしてみてください。
第4位:東方妖々夢
難易度:易しい
BGM:妖しく美しい
キャラ:有名なキャラ多い
システム:初心者に易しいシステム
一言:2作目にしては完成度高杉
東方妖々夢はまさにTHE・初心者向けの作品です。
たぶん前作の紅魔郷を難しくし過ぎたから、ZUNさんが自重したのではないかと。
敵の弾幕もそこまで難しくなく、一定期間無敵になれる森羅結界というシステムなど、東方鬼形獣と同じくとにかくクリアしやすい作品となっています。
もちろん東方Projectなので初心者が一発でクリアできるほど簡単ではありませんが、クリアできなくてキーボードを壊したりすることはないと思います。
50回くらいやれば誰でもクリアできるんじゃないですかね。
BGMは誰もが知ってる名曲の数々。
紅魔郷と比べて明るい曲が多いので、ボーカルアレンジにも起用されることが多いですね。
今の東方の地位を作り上げた作品の一つであり、初心者もクリアもしやすい名作です。
ここまで来ると順位は完全に好みなので、全然妖々夢から始めてもOKです。
好きなキャラが一体でもいたらぜひプレイしてみてください!
第3位:東方風神録
難易度:易しい
BGM:明るい曲多め
キャラ:M☆O☆R☆I☆Y☆A
システム:シンプル
一言:これが幻想郷か…
難易度は難しいという人もいれば、易しいという人もいます。僕は前者です。
無駄なシステムは全て排除され、曲にかなり力を入れたなというイメージ。
BGMは和をベースにした曲が多く、弾幕を避けながら幻想郷の雰囲気を存分に味わうことができます。
システムは非常にシンプル。Z押しながら避けるだけ。
風神録の前の作品が花映塚、前の前の作品が永夜抄とかなり癖の強い作品が続いたので、原点回帰の意味を込めて作られたそうです。
弾幕も避けていて楽しい特徴的なものが多く、個人的には6面ボスの『マウンテン・オブ・フェイス』が過去の弾幕史上一番好きです。
重すぎないストーリーに明るい背景、さらにはBGMも優秀。
幻想郷の雰囲気や弾幕STGとはどんなものなのかを体験したい方はぜひ。
第2位:東方虹龍洞
難易度:難しい
BGM:激しすぎずぬるすぎず
キャラ:意外なキャラが登場
システム:分かりやすく面白い
一言:STGの完成形
第2位は2021年発売の虹龍洞。
ほぼ同率1位と言っても過言ではないです。それくらい素晴らしい作品。
正直ここ数年はほとんど東方のゲームは触る程度にプレイしていたのですが、久しぶりに本気でハマりました。
まずSTGとしてのクオリティが過去一です。
新システム「アビリティカード」は、これまでにない挑戦的なシステムでありながら、ゲームのバランスを絶妙に保ってくれます。
これまではキャラゲーとして東方を楽しんでいましたが、今作はSTGとして純粋に楽しめました。
BGMはシステムと比べては保守的。というかこれまでのいいところを詰め合わせた総集編のような作品です。
とりあえず今作はSTGという観点のみで言えば全作品の中で一番面白いです。
ただ唯一、今作を2位とした決めては「ある程度は東方の知識が必要」という点。
例えば、アビリティーカードも過去に登場したキャラがモチーフとなっているので、知らないとイマイチ頭に入ってこないです。
もちろん東方を知らないからといって不利な点はないですが、隅から隅まで楽しみたいならある程度の知識は欲しいかも。
ぜひYouTubeやニコニコ動画で東方の知識を蓄えてからプレイしてみてください。
あと最近東方をプレイしていないそこのあなたにもおすすめです。
第1位:東方輝針城
難易度:普通
BGM:ギター曲多め。ZUNロック。
キャラ:三下妖怪
システム:シンプルかつ特徴的
一言:神ゲー
堂々の第一位は東方輝針城です。
正直第5位あたりからどれを1位にするか迷っていたのですが、難易度やらシステムやらのバランス的に輝針城が一番初心者向けだと思います。
特別難しすぎる弾幕はないのに、妙に印象に残る弾幕が多いのはなぜでしょうか。
画面がクルクル回ってるからですね。アホかと。
シンプルな弾幕もいいですが、呆れるほど変な弾幕というのも避けていて楽しいです。
また、ストーリーも武器が勝手に動き出す。→主人公たちが凶暴化という面白すぎる内容です。
東方のストーリーはあってないようなものだと割り切っていましたが、ストーリーを意識しながらゲームをプレイするとめっちゃ楽しいです。
BGMはエレキギターを多用した曲が多く、輝針城の「弱小妖怪によるクーデター」というテーマに非常によくマッチングしていてグッド。
難易度だけで見れば他の作品の方が初心者に向いているかもしれませんが、避けて楽しい弾幕、ストーリー、BGMなど、一つのゲームとしてのバランスや完成度が非常に高く、かつシンプルなシステム面が初心者に最適かと思い今作を一位としました。
東方Projectを何から始めればいいか迷っているそこのあなた。
ぜひ東方輝針城から始めてみてください。
好きな作品より、好きになれそうな作品を選ぼう
いかがだったでしょうか。
単純に好きなキャラがいる作品を選ぶのも一つの手ではありますが、できれば楽しくプレイしてクリアしたいですよね。
ぶっちゃけた話、キャラを好きになるのは二次創作を漁ればそう難しい話ではないので、初心者の方はなるべくゲーム性で作品を選んで欲しいです。
とは言っても、実際にプレイをしなければゲーム性なんて分からないと思うので、
まずは気になっている作品の体験版をダウンロードしましょう。東方〇〇(作品名)を検索すれば出てくるはずです。
また他にも東方萃夢想や東方文花帖など、いわゆる番外編的な作品もありますが、
こちらは後日また別の記事で紹介しますのでそちらを参考にしてください。
それでは